各国 Twitter クライアント事情

Twitter Analytics を立ち上げて 1 週間経ちました。今回は Twitter Analytics のデータを元にして国ごとのクライアントのシェアについて書きます。

クライアント一覧はこちらです。(日ごとに表示が変わります)
http://www.physalis.net/twitteranalytics/sources.html

なお

Tweet Count % = クライアントごとの発言数 / 全体の発言数
Unique User % = クライアントごとのユニークユーザ数 / 全体のユニークユーザ数

です。

標準的なアメリ

まずアメリカを見てみましょう。

sms が多いですね。サポートされる端末が多いからでしょうか? この点はアメリカの特徴ですがその他の点では、実は英語圏 (というか日本以外) ではだいたい近い結果になっています。

上位のまとめ

サービス: web, sms, twitterfeed
クライアント: Twitterrific, Twhirl, Twhinkle, Twitterfox

Twitterfox が強いブラジル

例外としてブラジルはちょっと変わっています。

Twitterfox が 21% もありかなりの人気です。blipfm というのもブラジルで一番使われているようですね。そして Twitterrific の人気がないのです。Mac ユーザが少ないのでしょうか?

日本の場合は?

さて本題。日本はこれらの国とは全く異なります。

Tween, P3, Twit の 3 大クライアントが圧倒的に強いです*1。かわりに他国でメジャーな Twitterrific, Twhirl の順位が低いです。


Mac 専用なら 夏ライオン (NatsuLion), Twitterrific, TwitterPod が強いようです。


モバイル環境では モバツイッター (movatwitter) が断トツですね。


私の知っている範囲で日本発のクライアント (tween, movatwitter, p3, twit, natsulion, twitterpod, twitterircgateway, mz3, NatsuLiphone, itwit, qstwitter, sabotter, twippera, itwits) を合計すると 52.96% ありました。


このように日本発のクライアントが上位を占めているのが日本の特徴の一つです。

どうしてこんなに違うんだろう?

日本のユーザにとって英語の障壁が理由としてあると思いますが、それ以外にも前回のエントリに書いたようにヘビーユーザが多いことも大きな理由じゃないでしょうか。Tween, P3, Twit はクライアントの中でも超高機能な部類です。

同じサービスなのに国によって利用方法が違うのは興味深いですね。

*1:これら 3 つはユニークユーザ数でほぼ同じくらいです